阿古 真理/著 -- 筑摩書房 -- 2015.5 -- 383.81

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /383/ア/ 120983408 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 「和食」って何?
タイトルカナ ワショク ッテ ナニ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 阿古 真理 /著  
著者カナ アコ マリ
出版者 筑摩書房
出版年 2015.5
ページ数 206p
大きさ 18cm
一般件名 食生活-歴史 , 料理(日本)-歴史
ISBN13桁 978-4-480-68937-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 383.81
内容紹介 食をたどれば、社会の変化が見えてくる。すし、天ぷら、ラーメン、カレー…。江戸時代から現代まで、和食の歴史をたどるとともに、和食が現状で抱える問題点や、秘めている可能性について探る。
著者紹介 1968年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部卒業。作家、生活史研究家。著書に「うちのご飯の60年」「昭和の洋食平成のカフェ飯」など。

目次

プロローグ カレーやラーメンは和食ですか?
第一章 「和食」の誕生
  1 すしはファストフードだった-江戸時代まで
  一汁三菜の成立/懐石料理の特徴/ご飯はどのように食べられていたか/味噌と醬油/江戸の料理文化/にぎりずしの誕生
  2 「今日もコロッケ」-明治維新がもたらしたもの
  肉食解禁/洋菓子はバタ臭いと嫌われた/和洋折衷料理/コロッケととんかつ/カレーライスの誕生/日本料理の洗練
  3 憧れのハンバーガー-敗戦後の大変革
  戦争と飢餓/インスタントラーメン誕生/ダイニングキッチンと中華料理/みんな大好き、コッペパン/ハンバーガー上陸
第二章 昭和育ちの食卓-私が食べてきたもの
  1 ベースはすでに洋食
  主婦雑誌の全盛期/お母さんの洋食/野菜嫌いの子ども/お手伝いをしなかった世代/オーブンが家にやってきた/食品公害の時代
  2 農村暮らしから引き継いだもの
  農山村の暮らし/収穫の秋/もちとお正月/山の恵みと田植え/人を迎えるお盆/一年間でまわす台所/家じゅうが食料保存庫
  3 外食大好き
  家族で行く百貨店食堂/ファミレスができた/楽しいマクドナルド/イタ飯ブーム/エスニック料理の登場
  4 メディアが描く食のかたち
  『オレンジページ』の革新/昭和育ちの世代論/加工食品の時代/料理メディアの和食/敬遠される出汁
第三章 和食の今と未来
  1 和食の何が危機なのか
  遅れた国コンプレックス/発酵調味料と戦争/変わる家庭の台所/女性と料理
  2 学校給食は進化する
  学校給食の歴史/迷走する献立/理想の給食
  3 家庭科の役割
  家庭科と女子/ご飯と味噌汁/現在の家庭科教科書/料理する男子/弁当の力
エピローグ 変わり続ける和食
  地産地消の取り組み/現在の和食
おわりに