名古谷 隆彦/著 -- 岩波書店 -- 2017.5 -- 002

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /002/ナ/ 121027551 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 質問する、問い返す
タイトルカナ シツモン スル トイカエス
副書名 主体的に学ぶということ
叢書名 岩波ジュニア新書
著者 名古谷 隆彦 /著  
著者カナ ナゴヤ タカヒコ
出版者 岩波書店
出版年 2017.5
ページ数 9,211p
大きさ 18cm
一般件名 学問
ISBN13桁 978-4-00-500854-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 002
内容紹介 主体性とは、自分の考えや信念、判断に基づいて行動すること。「そもそも“考える”ってどういうこと?」「社会は若者にどんな力を期待している?」「どうすれば主体性が身につく?」…。主体的に生きるための処方箋を探る。
著者紹介 東京都出身。同志社大学法学部卒。共同通信社大阪支社社会部デスクなどを経て、本社社会部で教育担当デスク。共著に「大津中2いじめ自殺」など。

目次

はじめに
第1章 記者の仕事がなくなる?
  屈折から熱量を知る/枠組みを決めるのは人間/マニュアルはどこにもない/自動運転車のトロッコ問題/背後に潜む原因は何か/想像力に必要なのは
第2章 「正解主義」を超えて
  グーグルに答えはあるのか/正しさは人それぞれか/投票するのはおこがましいか/哲学の試験は四時間/受験生に主導権を与える/その前提を疑え
第3章 何のために学ぶのか
  零時間目から七時間目まで/平均点九十点超が続出/「負け組」になりたくない/見える学力、見えない学力/道案内ができない/「謙遜社会」の低い自己肯定感/超進学校の意外な結果
第4章 主体的な学びって何?
  もう、授業は終わったよ/「だって」が大事/「お客さん」が減っていく/よきメンターって誰?/牛乳パックの不思議/「入口」まで連れて行く
第5章 未知なるものに会いに行こう
  学生が留学したがらない/交換留学の意味/強い欲求が人を動かす/安全保障に資する仕事/ハンガリーで医師になる/医療への不信感が動機/こんな医師に診てほしい
第6章 「考え続ける」に意味がある
  電車で化粧、気になりませんか/道徳への期待感/共有されなかった疑問/誰のためのあいさつ?/成熟度のバロメーター/生き方を模索する自由/「想定外」に備える道徳
第7章 哲学する、世界が変わる
  考える場がどこにもない/何でゴキブリが嫌い?/「よい問い」って何だろう/責任を取るとはどういうことか/じっと待つ、誘導しない
第8章 そしてまた問い返す
  抜き差しならない問い/覆い隠した傷あらわ/内なる声に気づいて/若手教員に向けた言葉/「え? 左手ですか?」/三十年後を支える仕事/ぶれない人は格好いいか/チャンスを逃さずに
参考文献
おわりに