亀田 佳代子/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2022.3 -- 654.8

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資料詳細

タイトル カワウが森を変える
タイトルカナ カワウ ガ モリ オ カエル
副書名 森林をめぐる鳥と人の環境史
著者 亀田 佳代子 /著, 前迫 ゆり /著, 牧野 厚史 /著, 藤井 弘章 /著  
著者カナ カメダ カヨコ,マエサコ ユリ,マキノ アツシ,フジイ ヒロアキ
出版者 京都大学学術出版会
出版年 2022.3
ページ数 16,289p
大きさ 21cm
一般件名 う(鵜) , 鳥獣害 , 森林保護
ISBN13桁 978-4-8140-0379-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 654.8
内容紹介 森を枯らす害鳥か、人々に親しまれる益鳥か。地域や時代によって変わるカワウと人と森の複雑な関係を、鳥類生態学、森林生態学、歴史民俗学、環境社会学の4視点から解き、未来のあり方を提言する。
著者紹介 滋賀県立琵琶湖博物館上席総括学芸員。博士(理学)。専門は鳥類生態学。

目次

Part 1 カワウはなぜ人が利用する森にすむのか
  Chapter 1<鳥の視点>森にすむ水鳥、カワウ
  Chapter 2<森の視点>カワウがすむ森、オオミズナギドリがすむ森
  Chapter 3<人の視点>地元の人々による鳥と森の利用
  Chapter 4<社会の視点>人が利用する森での共存の仕組み
Part 2 「昔はカワウはいなかった」
  Chapter 1<森の視点>琵琶湖が育む照葉樹林-カワウは森をどう変えたのか
  Chapter 2<鳥の視点>カワウによる竹生島と伊崎の森への影響
  Chapter 3<人の視点>鳥の追い払いと森の管理の歴史
  Chapter 4<社会の視点>緑の島の森林景観史
Part 3 カワウの恵みとムラの知恵
  Chapter 1<鳥の視点>鵜の山の森とカワウの変遷
  Chapter 2<森の視点>カワウがすむ里山の今-糞採取終焉50年後の森林をたどる
  Chapter 3<人の視点>糞採取の技術と森の管理、人々の暮らし
  Chapter 4<社会の視点>緑保全のファイアーウォール
Part 4 カワウと森と人から広がる世界
  Chapter 1<社会の視点>共存におけるコミュニティの役割
  Chapter 2<人の視点>民俗知識を現代にどう生かすか
  Chapter 3<森の視点>文化が舞い踊る森とカワウ-地域の生態系サービスを育む
  Chapter 4<鳥の視点>森にすむ水鳥の恵みと軋轢を超えて