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第26回企画展「戦後60年 戦争と文学」
戦後60年を迎え、三重県ゆかりの文学者たちが戦争にどう関わったかをパネルと資料を通して振り返りました。
なお、展示パネルは第5回企画展「戦争と文学 散文編」(1995年8月6日から8月20日)、および第7回企画展「戦争と文学 詩歌編」(1996年8月4日から8月18日)開催時のものを使用しました。
主な展示資料
横光利一
(1898年から1947年) 阿山郡東柘植村および上野町に少年時代在住。小説家。
展示資料: 「欧州紀行」「旅愁」「夜の靴」、色紙
中谷孝雄
(1901年から1994年) 一志郡七栗村出身。小説家。
展示資料: 「のどかな戦場」「故郷」、写真
丹羽文雄
(1904年から2005年) 四日市市出身。小説家。
展示資料: 「還らぬ中隊」「海戦」「報道班員の手記」、書簡(田村泰次郎宛)
田村泰次郎
(1911年から1983年) 三重郡富田村出身。小説家。
展示資料: 「戦場の顔」「春婦伝」、原稿「包囲のなかで」、書簡(母明世宛)、日章旗(寄せ書き入り)
駒田信二
(1914年から1994年) 安濃郡安西村に少年時代在住。小説家・中国文学者。
展示資料: 「脱出」、写真
伊藤桂一
(1917年から) 三重郡神前村出身。詩人・小説家。
展示資料: 「蛍の河」「生きている戦場」(書簡付き)「静かなノモンハン」
佐佐木信綱
(1872年から1963年) 鈴鹿郡石薬師村出身。歌人・国文学者。
展示資料: 「瀬の音」「山と水と」「軍歌選抄」、掛軸
嶋田青峰
(1882年から1944年) 答志郡的矢村出身。俳人。
展示資料: 「青峰集」「土上」、写真、色紙
山口誓子
(1901年から1994年) 四日市市・鈴鹿市に在住。俳人。
展示資料: 「遠星」「七曜」「伊勢」、色紙
北園克衛
(1902年から1978年) 度会郡四郷村出身。詩人。
展示資料: 「風土」「郷土詩論」「大東亜」「家」「VOU」
長谷川素逝
(1907年から1946年) 津市に少年時代、教員時代など在住。俳人。
展示資料: 「砲車」「ふるさと」「村」
竹内浩三
(1921年から1945年) 宇治山田市出身。詩人。
展示資料: 「愚の旗」「伊勢文学」「ふるさとの風や」
展示期間 平成17年8月2日(火曜日)から31日(水曜日)