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第28回 印譜について

印章を押捺、あるいは印刷して本の体裁にしたものを印譜と言います。うち、原印に直接印泥をつけて押したものは原鈐(けん)本、実押本と呼ばれ、書道における碑帖の原拓と同じく珍重されます。

今回は、当館が所蔵する実押本の印譜を中心に展示・紹介を行っています。

  • 展示期間 平成13年5月2日(水曜日) から 平成13年5月30日(水曜日)
  • 所蔵実押本
実押本一覧(9種13冊)
書名 編著者 出版者 出版年
雕蟲館印譜 1から3 源 伯民 尚古堂 1756年
斎藤拙堂落款
[ごう]牙斎印存 乾・坤 土井恪
土井[ごう]牙先生印譜 土井[ごう]牙
雪柯先生印譜 米山宗臣 1756年
福井端隠先生印譜 福井端隠
蠖菴印譜 上
藏六印存 石井双石/編 長思印会 1959年
日本印叢
  • 参考資料

参考資料一覧

書名 編著者 出版者 出版年

小川直紀「印譜について(当館所蔵を

中心としての考察)」
(『三重県立図書館紀要 5号』)

三重県立図書館 1999年3月