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令和元年第2回三重県立図書館協議会の開催結果
1 日時
令和元年9月19日 14時から16時
2 会場
三重県立図書館読書振興室
3 出席委員
東福寺一郎委員、大川暢彦委員、林千智委員、増田喜昭委員、前田憲司委員、岡野裕行委員、高奥充子委員、佐藤ゆかい委員、山下敬子委員
4 内容
【1】 図書館長挨拶
【2】 令和元年度アクションプログラムの進捗について
各課から説明 資料から(情報相談課→資料調査課→企画総務課)
アドバイザーより
月例の進行管理会議で言えることは言っている。結果を追っているというところが薄いのではといってきた。職員がぎりぎりのなかでやっているので、自分の自由な時間がないため、外とコンタクトをとってというところまでできない現状がある。協力し合って時間をつくり、いろんなところに出向いていくことができないだろうか。ぜひ進めてほしい。
図書館としての方向性は間違っていない。面白い部分はメディアに取り上げてもらっている。今後も今の方向性のままで進めていってほしい。
委員からの意見
資料活用のためのツールの整備
- 津市の津藩史稿のテキスト化は半世紀とまっている。お金につながらないと進んでいかないところがある。藤堂家のことは進められている。津市を含めた津市の図書館も巻き込みながら津藩史稿のテキスト化を進められないのだろうか。
- 津藩史稿は、テキスト化にこだわらずとも、そのまま画像でのせることで、その資料に対して興味を持った方が、テキスト化に協力していただける方が出てくるのではないだろうか。
- 映像保存ができれば、ホームページ上でテキスト化の協力をしてもらえるのではないだろうか。→特命担当
- 字が薄い、見にくいところがあるので、テキスト化することにしている。そのままをPDF化することは難しい。
- 今の体制のまま作業を続けると、時間がかかるのが目にみえる。具体的な方法で、早く終わらせる方法がないだろうか。
- テキスト化できたものは図書館のホームページに載せれば、協力者が出ていただけて、テキスト化が進んでいくのはないだろうか。
- ホームページに載せるときには、効果的な発信方法を考えて載せていってほしい。
保存スペースの確保
- 毎日・読売・中日の新聞資料の廃棄については、地域版の保存を考えた上で廃棄てほしい。読売新聞はヨミダスの地域版があるが、残念ながら県立図書館にはない。毎日新聞はデータベースがある。
広報について
- 読書感想文コンクールや読書感想画コンクールは、評価することで結果をきちんとみている。取り組んできたことを評価して、振り返ることが必要である。
その他
- 小学生の自由研究の作品で、図書館について研究し、実際に図書館をまわってまとめられたものがあった。もし、可能であれば、その作品を児童コーナーに置いても面白いのではないだろうか。
- 勤務しているところでは、親子読書を実施した。使用した本を展示して、手に取って読めるようにもしている。子ども達が廊下を通るときに、手に取ってよく読んでいる姿を目にする。
- これからは、歴史と科学が大切なのではないだろうか。本当のことを正確に知ることが大切である。インターネットですぐに検索するのでなく、自分で確かめることが大切である。
- 太宰治のことについて、他県のニュースで取り上げられていたので、三重でも取り上げられていることが良かった。また、台風被害のことについても、図書館として取組ができていければ良いではないだろうか。
【3】 その他
(1) 第105回全国図書館大会三重大会について
- チラシ・・・県内版、県外版を作成
- 分科会は15分科会を設定
- 協賛ブース、三重県の紹介ブースなどの展示を予定
- 三重の物産等の物販、グルメの販売など予定
- 記念講演・・・演題「忍者研究の最前線から地域と図書館を考える」
三重大学人文学部教授 吉丸雄哉氏
- 「忍者展」を三重大学と協働で開催予定
委員からの意見
- 大会の開催中に図書館は閉館である。県民には事前に知らせている。しかし、他県から来県された方に、県立図書館を見ていただけないのはもったいない。協議会委員やボランティアが館内を案内するなどはどうだろうか。1日でも、半日でも、なんとか開けられないか。
(2) 年間スケジュールについて
(3) 次回日程について
令和元年度12月19日(木曜日)14時から16時に開催
【4】 会議の公開・非公開
会議は公開で行いました。傍聴者は1名でした。
お問い合わせ先
担当課:企画総務課
担当者名:平岡、長久
電話番号:059-233-1181
ファクス:059-233-1190